玉どろぼう公演 vol.1『全体的に明るい』、終演しました。

兼島です。

玉どろぼう公演 vol.1『全体的に明るい』、無事に(?)、終演しましたー。

いやー、びっくり! ほんとびっくり!
なにがびっくりって、めっちゃウケた!! やった!!!

予想外でして。ほんと。だってわたし、お客様を不快な、胸クソわるーい感じにしたまま外に放り出したくて今回の劇を作ったにもかかわらず、アンケート見たらほとんど高評価なんですもの。。
この逆説的現象をどう受け止めればいいのでせふ。
もちろん評価されない方もいらっしゃるとは思いますが、今回ばかりは知らないふりをします。


【普段はバーとして営業しているParaiso。ベンチを持ち込み、観客席を設営しました。】

なんてったって、今回の作品、卑猥・不謹慎発言のオンパレード。
「よくもまあ、あんな台詞を両親の前で言えるよな」とスタッフ。
そう、うちの両親も見にきていたのです(というか、ほぼ毎回来ている)。
そして何を隠そう、いちばん前の席でいちばんゲラゲラしていたのがウチの両親です。どうかしてます。この親にしてこの子ありです。ええ。


【ぷらぷら台詞を話す兼島。いったいどーゆー育て方をしたのでしょうか】

でも高評価のいちばんの要因は、やはり玉城匠せんせい。彼の存在感。惹きつける演技力、太くてよく通る声、あと濃い顔!顔顔顔!
彼はもう「現代劇はやらない」なんて嘯いておりますが、たぶん、皆様からの後押しがあればたぶんやっちゃうと思われます。満更でもない感じで引き受けると思われます。
みなさま、厚いエールを彼にお送りくださいませい。


【さすがの玉城せんせい。打ち上げではベロンベロンで、楽しそうでした】

それから、今回音楽を担当した稲嶺女史。才色兼備のスーパーエリートである彼女ですが、口を開けばウルトラネガティブ。打ち上げの席ではそのネガティブ性が暴発し、独壇場と化しておりました。
そんな彼女のしかけた音楽が、たくさんのお客さんの心を抉り、根深い傷を残したようで、お客様から「ラストシーンのあの合唱曲はトラウマになった」という極上のお言葉をいただきました。

当日は県外からお越しになるというちょっとアレなお客様もいらっしゃり、会場が妙にグルーヴィーな空気に包まれておりました。
ご来場いただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました。


【公演中の一コマ。画像は荒いですが、こういうのしかないのです】

みなさまからいただいたアンケート、終演後にもらったメッセージ、SNSなどへの投稿、そのどれもが励みになり、われわれを有頂天にさせました。
でも、いいんです。このようなお言葉をいただき、有頂天になるなというほうがおかしい。
いいんです、調子に乗って、いいんです。
というわけで、今後とも調子に乗った玉どろぼうをよろしくお願いします。

【当日販売した「上演台本&解説」。最終的に完売しました!ざっす!】

といっても、今後の活動の予定なんて何も決まってはいないのですが。
経済的な余裕があれば、vol.2もあるやもしれぬです。
そのときまで御機嫌よう〜。


【終演後のあいさつ。ぜんぶ終わって腑抜けたツラになっております】

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